お仕事で利用するパソコンのフォント?!お気に入りのフォントを利用して表現力に差をつけよう?!
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はじめに
現在、お仕事での文書作成は「電子化」が基本となっています。
この為に「オフィスソフト」が利用され、さまざまなドキュメントが作成されています。
この「電子化によるドキュメントの作成」に、必ず必要となるのが「フォント」となります。
しかし「フォント」については普段、あまり意識している人は少ないと思います。
この「フォント」を工夫する事は、「文字の工夫」となり、「ドキュメントの表現力を上げる事」となります。
普段、あまり気にせずに使っている「フォント」を工夫して、「ドキュメントの表現力」を上げて頂きたいと思います。
ドキュメントの表現力を上げる
「ドキュメント」は、「伝えたい事を伝える」事が「作成の目的」となります。
「伝えたい事を伝える」為に、「絵やグラフ」などを取り入れて、分かりやすくなるように工夫をします。
これは「視認性(シニンセイ)」を高める効果があります。
「視認性」とは、「見ただけで、正確に認識し理解をする事」です。
通常、「ドキュメント」には「文字」が書かれます。
「文字」は、「読む」必要があります。
この為、「正確に認識し理解をする」には、「すべての文字を読み、整理をする」必要があります。
しかし、「文字」ばかりでは、「読む事と整理する事に労力が使われる」為、「伝えたい事を伝える事」が難しくなります。
この為に「絵やグラフ」を利用して、「視認性」を高めます。
そして、この「視認性」は、「可読性」に影響します。
「可読性(カドクセイ)」とは、「読みやすさ」となります。
「可読性が低いドキュメント」は、「最後まで読まれない」為、「伝えたい事が伝えられないドキュメント」となる可能性が高くなります。
したがって、ドキュメントは、「視認性」を上げる事で、「可読性」が上がります。
この結果、目的である「伝えたい事を伝えられる」可能性が高くなります。
「表現力」には色々な物がありますが、この「視認性」や「可読性」を上げる事も、「表現力を身につける事」となります。
フォントの工夫
「ドキュメントの視認性」を高める為には、「絵やグラフ」は重要ですが、それだけではありません。
「伝えたい事を伝える」為に、「文字」にも「工夫」をします。
具体的な「文字の工夫」を挙げます。
- 文字を太くする
- 文字を斜体にする
- 文字に下線や取り消し線を加える
- 文字の色を変える
- 文字の大きさを変える
この「文字の工夫」は、「見ただけで、正確に認識し、理解をさせる事」を目指している為、「視認性を高める工夫」ともなります。
この工夫は、多くの人もおこなっていると思います。
「絵やグラフ」を取り入れ、「文字の工夫」をおこなった結果、「視認性を高める」事ができ、「理解されやすいドキュメント」となりました。
「伝えたい事を伝える事」ができれば、ドキュメントとしては、これで「合格」となります。
しかし、この「合格」で止まってしまうと、「表現力」はこれ以上、上がらない事となります。
もし、さらに「表現力」を上げたいと考えるなら、「読みたいと思われるドキュメントを作る事」を目標とするべきです。
その為に必要なのが、「今までと違う事を取り入れる」となります。
これを簡単に行えるのが「フォントの工夫」となります。
「フォント」には、多くの物があります。
もともと、パソコンにインストールされている「無料のフォント」もあれば、購入が必要な「有料のフォント」もあります。
色々なフォントを駆使する事により、「読みたいと思われるドキュメントを作る事」を目指して頂ければと思います。
ちなみに、「文字の工夫」にて、「文字の色を変える」というのがありましたが、実はあまりおすすめできません。
たとえば、「請求書や領収書」など、基本的に「白黒で構わない物」がある為です。
この「白黒で構わない物」も考慮にいれると、「フォントの工夫」は「表現力に幅を持たせてくれる事」となります。
ちなみに、現在、利用されている有名な日本語フォントを挙げます。
- ヒラギノ角ゴ、明朝
- MS Pゴシック、明朝
- メイリオ
- リュウミン
ほとんどの人が、これらの「フォント」を利用していると思います。
逆に、ほとんどの人が利用している為、これらの「フォント」を使っていると、「個性のないドキュメント」となります。
もちろん、お仕事でのドキュメントには、「個性は不要」な物が多くあります。
しかし、「人とは違う物」を考えた時、その時点で「個性的な物」を求めている事となります。
その際に、「フォントの工夫」も候補として頂ければと思います。
ただし、「フォント」には、「漢字」が利用できない場合があります。
「フォント」を変えた結果、「漢字」が表示されない場合は、その「フォントは漢字が利用できない」事となりますので、ご注意ください。
なお、職場で共有しているドキュメントについて、「フォントの工夫」は、原則禁止です。
これは、職場の他の人のパソコンに、「フォントがインストールされていない可能性がある為」となります。
したがって、「フォントの工夫」をする場合、「PDFファイルなどに出力をして、利用するケースに限定される」事となります。
フォントとは
ちなみに、「フォントとは」となります。
その前に「書体」という物がありますが、これは「デザインされた文字」となります。
そして、それを「データ」としたのが、「フォント」となります。
「データ」としていますが、「活版印刷」でも「フォント」は使われていましたが、現在では絶滅危惧種となっています。
通常、「フォント」と言われた場合は、「電子化されたドキュメントで利用される文字」を指していると考えてください。
simacatより一言
「自分のお気に入りのフォントの名前」は、コピペできるようにしておくと便利です。
マイクロソフトのオフィス製品など、「フォントが表示されている欄」は、変更が可能となっています。
そこに、「お気に入りのフォントの名前」をコピペして、エンターをすれば、簡単にフォントを変更する事ができます。
普通は、フォントの選択の時、「ドロップダウンリスト」から、選んでいると思います。
これは、フォントがたくさんある場合は、厄介な作業となります。
このコピペを知っていると、簡単に「フォントの工夫」をする事ができますので、ぜひ、お試しください。
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