自分は実力不足なの?!実力不足を感じたら一度考えを整理しよう!!
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はじめに
はじめてのお仕事は誰でも「分からない事」だらけです。
そんな時に感じるのが「実力不足」で、「不安」を感じてしまう事もあります。
「分からない事」は、知っている筈がないので、「実力不足」ではなく、「知識不足」と感じるべきです。
「知識不足」ならば、「補う」しか、対応する方法はありません。
そして、「知識不足を補う事」で、「知識」がつき、「能力」となり、「実力が上がる」という工程となります。
もし、「実力不足」を感じた時、一度、考えを整理して頂けたらと思います。
知識とは
「知識」とは、「知った事」「理解できた事」となります。
そして、「知識」は、「経験」や「情報」から、得られる物となっています。
例えば、「お仕事を教えてもらう」という事でも、手順などの「経験」があり、目的や考え方などの「情報」があります。
これらの「経験や情報」が、得られていないと、「知識」にはなりません。
「実力不足」を感じる時、ほとんどが「知識の不足」となります。
「経験や情報」が、「身につかない」「忘れてしまう」などが、主な原因となります。
これを解消する為には、「経験と情報を得る行為」を繰り返すしか、方法がありません。
ただ、「経験と情報」は、「教える人の能力」にも影響します。
言い方を変えると、「教える人が下手」だと、いくら「経験や情報を得る行為」を繰り返しても、「知識」とする事ができません。
この場合、あまり1人の人に固執をしないで、他の人からも「経験や情報」のお話しを、聞くようにして下さい。
特に、はじめてのお仕事の場合、「教える人の能力」を考えず、自分の「実力不足」と決めつけ、自分を責めてしまう場合があります。
自分を責める前に、「知識」を得る事が「第一優先」と考えるようにして下さい。
能力とは
「能力」とは、「おこなう事ができる力」「達成できる力」となります。
「知識によって得られた事」を「活用する力」と言い換える事ができます。
どれだけ「知識」を得られたとしても、お仕事に反映されないと意味がありません。
また、「知識が誤っている」「知識が不足している」、このような場合も、お仕事に反映できない為、「知識」が「能力」になっていません。
「知識」を活かして、お仕事を問題なく、最後までおこなう事で、はじめて「能力」となります。
ちなみに、「能力」は「身につける物」となり、生まれてから得る物となります。
そして、その為には「知識」が必要となります。
ちなみに、「素質」という言葉がありますが、こちらは「身についている物」となり、生まれた時から持っている物となります。
したがって、「能力」は、「知識」により、「上げる事が可能な物」となります。
もし、「知識」はあるのに、「能力」が上がらないと悩んでいる場合、これは「知識」以外に原因がある可能性があります。
これは、「性格・考え方」です。
「性格・考え方」により、「知識」が活かせないのは、「非常に勿体無い事」となります。
「知識」を得る為におこなった努力とを天秤にかけ、「能力」と「性格・考え方」のどちらを取るのか、冷静に考える必要があります。
実力とは
「実力」とは、「本当に持っている力」となります。
「知識」があり、それが「能力」となり、そして「実力」として、お仕事で活かす事ができます。
「実力」とは、「本当に持っている力」とあるように、「自分の能力をフルに活かした行動」にて表現をする事となります。
したがって、「人から評価をされる部分」は、この「実力」となります。
そして、残念ながら、「足りない」と感じてしまうのも、この「実力」となります。
「能力」に不足があると、「実力が低い」と評価をされます。
「知識」に不足があっても、「実力が低い」と評価をされます。
「実力」には、「能力」も「知識」も必要という事となります。
もし、「実力不足」を感じる時、「何が不足しているのか?」を考えるべきです。
それが、「能力」であれば、「能力を上げる努力」をするべきです。
また、「知識」であるなら、「知識を得る努力」をするべきです。
「どこに問題点があるのか?」「どこを直せば良いのか?」を考えないと、「実力不足」を解消する事はできません。
どこに問題があるのか分からない時は、「能力不足」から見直しましょう。
「能力不足」に問題がなければ、「知識不足」を見直しましょう。
一つずつ、後戻りをして、整理をしていきましょう。
simacatより一言
「実力」は、いつでも最高の状態である事が望ましいのですが、それは難しい事です。
人は疲れを感じますし、お仕事の事ばかりを考えているわけにも、いきません。
しかし、自分の状態や状況によって、「実力」が上がったり、下がったりする事に、良い印象はなく、「悪い評価」となる可能性があります。
本来の「実力」の意味とは異なってしまうのですが、なるべく均一となるように、7割〜8割程度を維持した「実力」で、お仕事に望んで頂ければと思います。
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