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お仕事のレスポンスとは?!早い人は良い?!遅い人はダメ?!早い遅いよりも回答内容に気を配る?!

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11651 社会人へのアドバイス
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お仕事のレスポンスとは?!早い人は良い?!遅い人はダメ?!早い遅いよりも回答内容に気を配る?!

聞き流し用動画(YouTube)

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はじめに

お仕事で、「レスがない」「レスが悪い」など、耳にする事があります。

この「レス」とは、「レスポンス」の略となります。

メールの返信を忘れてしまったり、質問に対する回答が遅かったり、このような事が続くと、「レスポンス」についての指摘として、このような言葉が使われます。

お仕事の場面では、「レスポンスが良い人は優れている人」、「レスポンスの悪い人は劣っている人」というイメージを持たれている人がいます。

お仕事での評価の基準に「レスポンス」が存在するのも事実なのですが、「レスポンスが速い人が優れている人」というのは、少々偏った考え方となります。

特に、人を相手にしている場合、この「レスポンスの内容に気を配れるのか?」の方が評価としては重要となる為です。

「レスポンスの内容に気を配る」という事は、「レスポンスが良い人は優れている人」「レスポンスの悪い人は劣っている人」という認識は、誤りである事となります。

今回は、「レスポンス」について触れたいと思います。

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レスポンスとは

「レスポンス」とは、英語の「 Response」で「反応」や「応答」が、本来の意味となっています。

本来は、「反応」や「応答」という意味なのですが、これをIT業界では「レスポンスタイム(応答時間)」という「評価」に利用されています。

この「レスポンスタイム」は、「コンピュータに指示を出してから、結果が出るまでの時間」となります。

「指示を出してから結果を得るまでの時間」となるので、これが「早いと優れている」、「遅いと劣っている」という評価となります。

これはあくまでも、IT業界での評価なので、基本的には「コンピュータ」や「プログラム」など、「人ではない物の性能評価」に利用されています。

しかし、現在では多くのビジネスシーンで「人」に対して利用されています。

「質問に対する回答」「作業を指示してから完了するまでの時間」「メールの返信」など、すべてがこの「レスポンスタイム」で評価され、一般的に「早ければ優れている」「遅ければ劣っている」となります。

「元々のレスポンスとは、人に対する評価ではない」事をまずは認識する必要があります。

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回答内容に気を配る

お仕事での「レスポンス」は、「人に対しておこなう行動」と認識されています。

したがって、「早い」「遅い」よりも、「人が理解をできる事」の方が重要となり、この点に「気を配れるのか?」の方が、評価される点となります。

例えとして、レストランのお話しをします。

レストランの場合、「注文をしてから、お料理が運ばれてくるまで」が、「レスポンス」となります。

自分が客となり、レストランへ行きます。

レストランは食事をする事が目的となりますが、その他にも「求めている事」があります。

休日に景色の良い場所に旅行をした時となります。

「景色を楽しむ事」を求めているので、景色を売りとしているレストランへ行き、コース料理を注文しました。

この時、注文してからすぐに料理が運ばれ、テーブルの上に、すべてのお料理が並べられてしまうと、食べる事に必死となり、「景色を楽しむ余裕がなくなる」事となります。

したがって、「レスポンス」がスピードが悪くても、「お料理が運ばれてくる間隔を作り、ゆっくりと食事をする方が望ましい」事となります。

それでは、自分がサラリーマンだとして、お昼を食べる時となります。

お昼休みの時間は限られている為、のんびりとしている余裕はありません。

「できるだけ早く」を求めているので、料理の提供スピードが早いレストランへ行き注文をします。

今度は、のんびりと料理をされ、ゆっくり運ばれてしまうと、食事を食べる時間がなくなってしまうかも知れません。

したがって、「レスポンス」を早くして、「注文をしてからすぐにお料理が運ばれ、サクサクと食事ができる方が望ましい」事となります。

それでは、お料理を提供する立場の人の考え方となります。

「レスポンスの早さ」にこだわりがなければ、しっかりとお客様を見て考える余裕が生まれます。

しっかりと考えた結果、適切なタイミングでお料理を作り、お客様に運ぶ事ができます。

しかし、「レスポンスの早さ」にこだわると、お客様を見て考える余裕はなくなります。

ひたすら、注文された料理を作り、お客様へ運ぶ事となります。

これは、「求められている事に応じて、求められるレスポンスの早さが変わる」という事となります。

しかし、求めている事が叶えられているので、「サービスの低下」にはなりません。

むしろ、「評価は上がる結果」となります。

このように、同じ「食事」という目的であっても、「求めている事」の違いで、「レスポンスの評価は無視される」事となります。

したがって、「レスポンスが早ければ優れている」「レスポンスが遅ければ劣っている」という評価は誤りとなります。

そして、「レスポンスの早さ」よりも、「求められている事に応えられているか?」、このように回答内容に気を配る方が、評価には影響する事となります。

とはいえ、「レスポンスがない」というのは、問題となります。

「レスポンス」には、「一次回答」という考え方があります。

この「一次回答」をなるべく早く返す事で、「レスポンス」の評価は上がります。

「一次回答」で、「ズバリ」な回答をする必要はありません。

したがって、この「一次回答」では、「求められている事の確認」をおこなってください。

そして、「求められている事」を踏まえた「レスポンス」をおこなうようにしてください。

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simacatより一言

質問の回答を求めた時、いくら「レスポンス」が早くても、回答となっていない場合があります。

これは、「質問者の意図」が理解できていない事となります。

この為、何度も質問と回答を繰り返す事となった時に思う事は、「レスポンスが遅くても、しっかりと考えて欲しい」という事です。

「レスポンスの早さ」を気にして、「聞かれた事だけに答える」だけでは、「質問者の意図」を理解する事はできません。

「質問者の意図」が分からない場合、質問者に対して「考える時間が欲しい」と伝え、次の回答日を設定してください。

そして、その回答日まで、しっかりと「質問者の意図」を考え、回答を準備して頂ければと思います。

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