お仕事をやらされている?!やらされている感がある?!やる気の低下を防ぐためにできる事とは?!
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はじめに
依頼されたお仕事を淡々とこなす毎日を送っていると、「ずっと、このような感じが続くのだろうか?」と考えてしまう事があります。
この考えが頭から離れなくなると、前向きな考えができなくなり、その結果、「なんの為のお仕事なのだろうか?」と悩む事となります。
「なんの為のお仕事なのだろうか?」と悩む時は、「お仕事をやらされている」と感じている時となり、これが「やらされている感」となります。
そして、このような時は、「お仕事をする意味」が分からなくなり、「やる気の低下」となります。
「やる気が低下している状態」で考えても、悪い方へ考えてしまうだけなので、さらに「やる気の低下」となります。
その結果、自分で考える事をやめてしまい、「ただ、言われた通りにする」事となります。
この状態が続くと、「やる気」は完全に失われる事となり、状態は悪い方向へ進む一方となります。
それを防ぐ為にも、「お仕事をやらされている」と感じる「やらされている感」の時こそ、「お仕事の意味」や「お仕事のやり方」について、考えて頂きたいと思います。
やらされている感
「やらされている感」とは、「やる事を強制されている感覚」となります。
例えば、「自分がお仕事の指示を受ける立場」の時、「指示をする人」から、「やって当たり前」「できない方がおかしい」という雰囲気を感じた事はないでしょうか?
これが、「やる事を強制されている感覚」となります。
もともと、「お仕事をはじめようと考えたキッカケ」は、そのお仕事について「興味があったから」となります。
この「興味」は、「もっと深く知りたい」「できるか分からないけど挑戦をしてみたい」など、「前向きな考え方の原動力」となっています。
そして、その「興味」が、「得たい物」に結びついている為、お仕事を続ける事ができます。
この「得たい物」とは、人それぞれに違いはありますが、例えば「収入」や「技能」などとなります。
言い方を変えると、「得たい物があるから、お仕事をする」という事となります。
しかし、ここに「やらされている感」が入ってしまうと、たちまち「強制」に変わってしまいます。
「強制」を感じてしまうと、「主におこなう事がお仕事となり、興味は二の次」となります。
これは、「興味の優先度が下がっている」事を意味しています。
「興味」の優先度が下がってしまうと、「もっと深く知りたい」「できるか分からないけど挑戦をしてみたい」などの考えも、低下していきます。
その結果、「ただ、言われた事をする」という行動となってしまい、そして徐々に「興味」も消えていきます。
「興味」がなくなると、「もっと深く知りたい」「できるか分からないけど挑戦をしてみたい」と思う事もなくなります。
「お仕事をはじめようと考えたキッカケ」がなくなる為、当然、「やる気」も失われる事となります。
なお、「やらされている感」を感じる事は普通に誰にでもある事です。
問題なのは、それが続く事となります。
「やらされている感」を感じ続けてしまうと、「やる気」を失ってしまう為、できるだけ早く解消する必要があります。
やらされている感の解消
「やらされている感」を解消する為には、「強制されている感覚」を見直す必要があります。
まずは、「お仕事の指示を受ける」時の「強制」と感じてしまう部分についてなります。
しかし、「断る事ができる事」を忘れないでください。
「断る事ができる」ならば、「強制」ではありません。
もちろん、「理由もなく断る事」はルール違反となります。
従って、「断る理由を準備する事」が必要となります。
例えば、「他の人では対応できないのか?」「自分にどのようなメリットがあるのか?」などとなります。
「他の人では難しい」「想定以上のメリットがある」など、自分が納得できる理由があれば、これは「強制」ではなくなります。
そして、お仕事を引き受ける場合でも、考えて頂きたい事があります。
それは、「お仕事のやり方について意見する事」で、これを認めてもらう事となります。
これは「お仕事」に対して、「自分流の考え方や、やり方を取り入れる事ができる」為です。
そして、この「自分流」が許される場合も、「強制」ではなくなります。
依頼されたお仕事が、「自分でコントロールできる」のならば、「もっと深く知りたい」「できるか分からないけど挑戦をしてみたい」という思いも、叶えられる事となります。
依頼されたお仕事に対して、「やる事を強制されている感覚」を解消する事により、前向きにお仕事を続けられるようになります。
お仕事で、「やらされている感」に悩まされている時は、できる限り自分本位に考えて、お仕事に向き合って頂ければと思います。
simacatより一言
「興味」があって始めたお仕事でも、「こんな筈じゃなかった」「こんなの知らなかった」など、実際に働いてみて気づく事もあります。
と、言いますか、そんな事ばかりです。
しかし、「興味」は一つである必要はありません。
色々な事に興味を持つ事は、それだけ多くの「前向きな考え方の原動力」が増える事となります。
お仕事に役立つ事ならば、たくさんの事に「興味」を持って頂き、「もっと深く知りたい」「できるか分からないけど挑戦をしてみたい」と思う事を増やして頂ければと思います。
それが、「やらされている感」を感じずにいられる、一番のコツとなります。
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