いつも嫌な仕事を押し付けられる?!引き受けるか?!断わるか?!逃げるか?!
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はじめに
お仕事に「好み」を持ち出すのは、あまり良い事ではありません。
これは、「やってみないと体験ができない」からとなります。
しかし、何度か体験をして、その結果、「嫌なお仕事」が存在するのは、事実です。
できれば、この「嫌なお仕事」については、逃げ続けていたいと思いますが、これが「上司や先輩などからの押し付け」だと、「どうしたら良いのか?」と考えてしまいます。
「嫌なお仕事」をおこなう事は、「苦痛」を感じる為、「集中力の維持」ができません。
しかし、「嫌なお仕事を引き受け続ける事」により、「良い評価」が受けられる可能性があります。
色々とあるのですが、「嫌なお仕事」を「引き受けるか?」「引き受けないか?」の「判断」は、「耐えられるのか?」「耐えられないのか?」となります。
とはいえ、「押し付けられている状態」では、「結局、やらされる結果」となるので、「判断」をしても無意味となります。
しかし、「押し付けられている状態」であっても、「嫌なお仕事」については、冷静に「分析」をして頂きたいと思います。
そして、「引き受けるのか?」「引き受けないのか?」を「判断」する時は、「自分を傷つける存在であるか?」を基準とするようにしてください。
「分析の結果」、「自分を傷つける程ではない」と判断ができたら、引き受ける選択をしても、問題はありません。
しかし、「自分を傷つける存在」と判断をした場合、「逃げる」か「断わる」かの選択が必要となります。
お仕事のどの部分が嫌なのか
「嫌なお仕事」について、「分析」をおこないます。
「嫌なお仕事の特徴」の一部を挙げます。
- 興味をもてない
- 対価に不満を感じる
- 長い時間がかかる
- 肉体的もしくは精神的にキツイ
- 自分にとって意味が感じられない
- 自分の実力に見合っていない
- 自分の考えが反映されない
- 仕事を依頼する人に不信感を抱いている(嫌いな人)
その他にも、人により様々な理由があると思いますので、思い当たる事柄があれば、それぞれ追加をして頂ければと思います。
「嫌なお仕事」に対して、これらの事柄がなくなれば、「嫌なお仕事ではなくなる」という事となります。
ただし、これらの事柄を全てなくす事は、現実的ではありません。
したがって、「譲れる部分は譲る」という発想で、「妥協」をして、なるべく「嫌なお仕事となる要素を減らす事」が重要となります。
そして、この「妥協できる事柄を見つける事」が、「分析」となります。
「全ての事柄を妥協できる」なら、それが一番となります。
「妥協できる」という事は、「自分が重要視していない事柄」となるからです。
そして、「自分を傷付ける存在か、そうではないか」という視点でも、考えてください。
「重要視していない」のであれば、「自分を傷付ける存在」ではありません。
逆に、「妥協できない」という事は、「自分が重要視している事柄」となります。
「重要視している」のであれば、「自分を傷つける存在」となる可能性が高くなります。
「自分を傷つける存在」について、もっと知る為に、一番嫌なものから「順番」をつけてください。
この「順番」の一番低い事柄から、「自分が傷付く事を踏まえて、妥協できるのか?」を考えてください。
そして、「妥協」できずに、残った事柄が、「自分を傷つける存在」となります。
これが、「分析の結果」となります。
なお、「嫌なお仕事の特徴」には、「お仕事のそのものに対する気持ち」と「自分の中の気持ち」があります。
「自分を傷つける存在」が、「お仕事のそのものに対する気持ち」なのか、「自分の中の気持ち」なのかについても、しっかりと自覚をする必要があります。
引き受けるか?断わるか?逃げるか?
押し付けられたお仕事を「引き受けるか?断わるか?逃げるか?」となります。
はじめに、「引き受けるか?」となります。
「嫌なお仕事」でも、「妥協」をして、何とかできるなら、引き受けた方が良いでしょう。
ただし、一応「嫌なお仕事」なので、「前向きに楽しく」という感じで、お仕事をする事は難しいと思いますが、「何を妥協しているのか?」は、しっかりと意識をするようにしてください。
「何を妥協しているのか?」を意識しないでいると、別の「嫌なお仕事の特徴」が増えてしまう可能性があります。
「嫌なお仕事の特徴」を増やさない為にも、「嫌なお仕事」を引き受けた時は、「嫌な部分」を意識してください。
なお、「嫌な部分」を解消する事に目を向ける事ができると、少しは「前向きに楽しく」、お仕事をおこなえるかも知れません。
次に「断わるか?」「逃げるか?」となります。
さきにお伝えをしておきますが、「逃げる」は「最悪の手段」となります。
「逃げる」にも、いろいろな手段がありますが、例えば、「休んでしまう」「わざとやらない」などは、かなり「評判を落とす行為」となります。
「評判」が落ちると、「お仕事の割り当て」にも影響します。
そして、その結果、割り当てられるお仕事が、「嫌なお仕事の特徴」がある物ばかりとなる可能性が高くなります。
「逃げる」は、立場を悪くしてしまう可能性が高くなるので、なるべく控えた方が良いでしょう。
最後に「断わるか?」となります。
もし、どうしても「嫌なお仕事」で、それが「自分を傷つける存在」であるならば、「断わる」が正解となります。
しかし、この時の「断わる理由」が問題となり、「できないから」「やりたくないから」などは、理由となりません。
それでは現実的な「断わる理由」となりますが、「嫌なお仕事についての分析の結果」を伝えてください。
「色々な考え」と「数々の妥協」の結果、そこには「自分を傷つける存在」があるから、「嫌なお仕事」となりました。
この「考えの経緯」は、「理由」として十分に成り立つものです。
したがって、「嫌なお仕事を断わる」場合は、「嫌なお仕事についての分析の内容とその結果」を伝えて、理解をしていただく事が重要となります。
もしかしたら、「断わる事」がキッカケとなり、「嫌なお仕事」が改善されるかも知れません。
また、「断わる事」がキッカケとなり、「相談をする相手」ができるかも知れません。
「断わる事」で、変化がおきる可能性があります。
逆に、「断わる事」をしないままでいると、キッカケが何もない為、変化をする可能性が低くなります。
なお、「断わる理由」を伝えても、「押し付けられる」可能性はあります。
この場合は、「自分を傷つける存在」が解消されないまま、「押し付けられ続ける事」となります。
この場合、「嫌なお仕事」により、「自分を傷つける存在に、さらされている事」を意識してください。
そして、その事を、「押し付ける人」「押し付ける人の管理者」「自分の上司」などとも、共有するようにしてください。
simacatより一言
「お仕事の押し付け」としていますが、これは「出張や転勤」も同様です。
「お仕事なのだから仕方がない」と思っていられるうちは、大丈夫なのかも知れません。
しかし、そのお仕事が「嫌なお仕事」となり、徐々に「自分を傷つける存在」に変わっていく可能性があります。
「お仕事なのだから仕方がない」という考えも大切なのですが、「嫌なお仕事」と感じた時は、必ず「分析」をしてください。
そして、なるべく「嫌なお仕事」の「嫌な部分」を理解をしてください。
もし、「嫌な部分」が解消されれば、「嫌なお仕事」ではなくなる事となります。
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