これからのドライブには必須アイテム!!ドライブレコーダー付けてみませんか?
はじめに
ここ2、3年でドライブレコーダーを搭載している車が増えてきました。
煽り運転が横行しており、危機管理と言う意味でも搭載を決意されているドライバーの皆さまも多いと思います。
今回はドライブレコーダーについて投稿いたします。
どういう物?
車の運転中の状況を動画や音声で収集する物です。
飛行機のブラックボックス内にもボイスレコーダーがあり、操縦席の通信内容が録音されているのはご存知の事と思います。
車にも同じ様な機能を持たせて、事故などが発生した際に調査の手がかりの一つとして使用いたします。
最近では公用車や運送業、タクシーなどに多く取り付けられています。
何の役に立つ?
前述の通り、事故などが発生した際の調査の手掛かりとなります。
画像で記録する事により状況の把握がさらに詳細に行えます。
また、例えば言いがかりなどの証明をする際にも大いに役立ちます。
そしてドライブレコーダーを搭載している事を周知する事により、煽り運転の回避にも繋がりますし、自分自身もドライブレコーダーを搭載している事により自制する意識も芽生えます。
記録データの使い道
自分の主張の裏ずけ
良く聞くのが一時停止にて実際は止まっていたにも関わらずの不停止にて警察に止められた際、その証拠として録画された物を提示し疑いを晴らす様な場面です。
自分の運転の状況が逐一記録されている為、証拠として提示をする事が可能となります。
保険会社への証拠にも有効
例えばタクシーと事故を起こすとします。
その時はタクシーの運転手から謝罪を受けても、実際はタクシーが契約している保険会社が事故の対応を行います。
この際、タクシーの運転手から謝罪を受けていても関係はなく、あくまでも保険会社が動くのです。
保険会社は警察による事故の記録とタクシーに搭載されているドライブレコーダーによりタクシー側の過失が検討されます。
そして、殆どの確率でタクシー側に有利な過失割合となります。
自分が止まっていてタクシーにぶつけられても過失割合が50%:50%となるケースがあります。
これを防ぐ為にも、自分の車のドライブレコーダーの記録より、保険会社の決定に異議申し立てをする事ができます。
ドライブレコーダーの記録がないと、タクシーの運転手にとぼけられたら、保険会社の過失割合に納得する他ありません。
旅の記録
あまり活用する事はないかも知れませんが、旅の記録としても役立ちます。
車の運転中に撮影し続けるのは、かなりの難業ですし危険です。
その様な時は、ドライブレコーダーの記録データが役に立ちます。
珍しく遠出をし、思い出に残しておきたい場合はご活用ください。
ドライブレコーダーを選ぶポイント
画素数
デジタルカメラでお馴染みの画素数です。
画素数が多ければ多いほど細かく記録し表示をする事ができます。
少し遠い物も画像を引き延ばす事により見える可能性があります。
但し、画素数が多いほど記録するデータ量は大きくなります。
レンズの広角
録画できる画面の広さです。画角とも呼ばれます。
100度以上ある物をお勧めします。
製品の中には360度ある物もあります。
360度は後方も録画する事が可能となります。
夜間撮影可能
車は夜間に乗る事もあります。
従って夜間に録画をしても鮮明に録画できる機能が必須となります。
最近は安いものでも夜間が綺麗に撮影できる物が普通ですが、念の為に確認をする様にしましょう。
フレームレート
fpsと言う単位で表現されます。
1秒間に何コマ撮れるのかを表現しています。
30fpsならば1秒間に30コマ、60fpsで1秒間に60コマです。
1秒間に撮れるコマ数が増えれば、それだけ録画する容量も増えてしまうのでご注意ください。
ちなみに信号の点滅周期は、東日本は1秒間に100回、西日本は1秒間に120回となっており、ドライブレコーダーで録画した信号がチカチカと点滅しているのは、この点滅周期による物です。
タイミングによっては、信号の表示が消えている様に録画される可能性もあります。
お勧め機能
前後録画
前方は勿論ですが後方にもカメラを取り付けておくと非常に安心です。
煽りのキッカケは殆どが後ろからです。
また、後ろから追突された時にも、状況の把握ができる為、後ろにもカメラを取り付ける事をお勧めします。
エンジン連動で電源ON
エンジンを点けた時に、ドライブレコーダーも同時に動き出す仕組みです。
ドライブレコーダーの点け忘れ防止に役立ちますので、この機能がある物をお勧めします。
駐車監視機能
ドライブレコーダーにGセンサー(加速度センサー)が内臓されており、Gセンサーが反応すると録画が始まる機能です。
駐車中の衝突などの事故が発生した際に役立ちます。
GPS搭載
録画された位置情報を経度・緯度にて記録する機能です。
この機能があれば事故発生時の場所の特定をする事が可能となります。
simacatから一言
ナビの復旧率に比べてドライブレコーダーの普及率はまだ低い様です。
万が一の事故に備えて取り付けるのも今の時代の流れです。
是非、取り付けをお考え下さい。
ドライブレコーダーは簡単に取り付けられると謳われている物が多いですが、慣れていない方が取り付けを行っても、思う様な効果を得られない可能性があります。
自信のない方はカーショップなど専門家に取り付けをお願いしましょう。
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