お仕事の分担が不公平?!理由が曖昧?!分担されるのは信頼の証です?!
聞き流し用動画(YouTube)
はじめに
同僚と比べて、「お仕事の分担が不公平」と感じる時があります。
この「不公平を感じる気持ち」は、「ストレス」となり、自分の心を削っていく物となります。
また、場合によっては、同僚を責めてしまい、相手の心を削ってしまう場合もあります。
しかし、この「お仕事の分担が不公平」の感じ方は、「考え方次第」という部分もあります。
「期待をされている」と考えれば、それが「原動力」となり、逆に「頑張る事ができる理由」となります。
悪い方へ考えると「ストレス」となり、良い方へ考えると「原動力」となると言う事です。
とはいえ、「ストレス」となるなら、特に他人に影響を与える場合は、すぐに解消をするべきです。
できれば、「お仕事の分担が不公平」と感じる時は、「原動力」になるような考え方をして頂ければと思います。
それが難しい場合の考え方について、触れたいと思います。
お仕事の分担が不公平で理由が曖昧
「お仕事の分担が不公平で理由が曖昧」と考える前に、「何が不公平なのか?」を考える必要があります。
「不公平」とは、「公平ではない」と言う事です。
「公平」とは、「かたよりがなく、平等である事」です。
お仕事の場での「公平」とは、「お仕事の質」と「お仕事の量」に「かたよりがなく、平等である事」となります。
しかし、人によって「能力の違い」「性格の違い」「待遇の違い」などがあります。
したがって、これらを全て踏まえて「公平」とするのは、「非常に困難な事」となります。
よく聞くのが、「お仕事が遅い人の仕事量は少なく、早い人の仕事量は多い」という事例です。
これは、「全員で力を合わせて、1日のノルマを消化する」と考えた時の分担で、「お仕事を終わらせる事」が、最大の目的であり、理由となります。
また、「ある人は残業が少なく、ある人は残業が多い」などの事例もあります。
これは、「その人にしかできないから」という理由となる場合が多くあります。
「なぜ、自分だけが?」と思い、「不公平」を感じる事もあると思いますが、「お仕事の分担」をする時、その時々で事情がある事を理解する必要があります。
「できる人が終わらす」と考えると、どうしても「できる人」に、お仕事は偏ります。
「他に任せられる人がいない」場合も、「任せられる人」に、お仕事は偏ります。
この「偏り」が、「お仕事の分担」に対する、「不公平」と感じさせる部分となります。
しかし、「お仕事の分担」の裏には、人に対する「評価」があります。
この「評価」は、本来、「より多くのお仕事を消化した人」が、「高くなる傾向」となります。
また、「その人にしかできない、専門的なお仕事をこなす事」でも、「高くなる傾向」となります。
そして、「お仕事に対する評価」が高くなると、「信頼」され、さらに、お仕事を任される事となります。
この「信頼」は、「お仕事を分担する理由」となり、さらに、「できる人」「任せられる人」に「不公平」を感じさせる事となります。
したがって、「不公平」を単純に「お仕事の量」だけで考えないでください。
「お仕事の量」が多いのは、今までの頑張りで「評価」され、だから「分担されている」と考えるようにしてください。
「お仕事の量」は「信頼されている度合い」と認識をして頂きたいと思います。
なお、「お仕事を分担する理由が曖昧だ」と感じる場合、「分担をしている人の説明不足」が1番の原因となります。
「分担をしている人」が、「高い評価」をしているなら、それなりに「感謝や労い」をし、「評価が高い事」をイメージさせるべきです。
そのイメージが、「原動力」となります。
そして、「お仕事の分担が不公平で理由が曖昧」と感じる時、そのほとんどは、「分担をする人」の気持ちが理解できない時となります。
「自分が正当に評価されているのか?」、この不安な気持ちが、「お仕事の分担が不公平で理由が曖昧」と感じさせる事につながっています。
したがって、お仕事の量が少ない同僚を見て、「不公平だ」「仕事をしていない」と考えるのは、「そもそもの考え方の方向が間違っている」という事となります。
「お仕事の分担が不公平で理由が曖昧」なのは、「分担をする人」に問題があり、「分担をする人」に相談をするべき事柄となります。
自分で調整をする
「お仕事の分担が不公平で理由が曖昧」と感じている時、「ストレスや疲労」を感じていると思います。
これが続く事により、「ストレスや疲労」は、さらに増え続けていく事となります。
お仕事の量が増えると、「労力が増える」「時間に余裕がなくなる」「残業が増える」など、さらに「不満」が溜まっていきます。
そして、その「不満」により、同僚との人間関係に影響が出てしまう場合もあります。
お仕事が分担される理由は、「信頼されているから」となります。
これは、「今まで、お仕事を頑張ってきた結果」です。
しかし、それが「不満」につながるような思いをしては、「今後のお仕事への向き合い方」に影響が出てしまいます。
したがって、「お仕事の調整を自分でする事」を試してください。
具体的には、「必要最低限の事しかやらない」「急に割り込まれたお仕事の対応はしない」「期限が迫ったお仕事はやらない」などとなります。
もし、「どうしても対応をして欲しい」と言われた場合は、「納期の調整」を必ずおこない、「無理をしなくても良い状態」としてください。
このように「お仕事の調整を自分でする事」で、「ストレスや労力を減らす事」ができます。
simacatより一言
「お仕事の分担」で、お仕事をもらえない場合があります。
「能力が低い」「信用されていない」と考えて、落ち込んでしまうかも知れません。
しかし、その必要は、まったくありません。
時間が作れるのであれば、「自分の能力を高める工夫」をしてください。
「お仕事に関係をした知識や技術の習得」でも良いですし、「お仕事に関係がなくても、お金になりそうな事柄の習得」などでも良いでしょう。
「お仕事の分担が少ない事を利用する」、このように考えて頂ければと思います。
とはいえ、「お仕事の分担」が少ない事で、「評価が低い」場合は、問題となります。
これは、「分担」されていないのに、「お仕事の量が少ない」と言われている状態です。
あきらかに、「評価をする人の怠慢」となります。
余程の事情がない限り、「評価」は「分担されたお仕事」について、しっかりと完遂する事ができれば、低くなる事はありません。
「分担の理由」については曖昧でも良いのですが、「評価の理由」については、しっかりと確認をするようにしてください。
コメント