不平不満とは?!どうしても感じるお仕事での不平不満?!お仕事で解消する考え方をしてみませんか?!
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はじめに
お仕事をしている同僚から、「あの人は良いよな」とか「あそこの会社は羨ましい」などの言葉を耳にする事があります。
これを「不平不満」と言います。
意味は後ほど解説を致しますが、この「不平不満」は、愚痴の一種となります。
誰もが聞いていて、「良い気持ち」にはなりません。
できれば、「不平不満」は口にするべきではありません。
ただし、頭に思い浮かべる程度なら、問題はありません。
逆に、その「不平不満」は「自分を改善するキッカケ」になるかも知れません。
「良い気持ち」ではない「不平不満」を感じた時、「自分を改善するキッカケ」として、お仕事で解消して頂きたいと思います。
不平不満とは
「不平不満」とは、「自分の思い通りにならず、心が満たされない事、またはその状態」となります。
「不平不満」は、「不平」と「不満」の2つの言葉が組み合わされた、四時熟語となっています。
「不平」は、自分の思い通りにならない事から、「平等ではない」と感じる気持ちとなります。
「不満」は、自分の思いが満たされない事から、「満足できない」と感じる気持ちとなります。
どちらも、「自分を中心に勝手に考えた文句や愚痴」となります。
ちなみに「文句」とは、基本的には「語句」となるのですが、この場合は「苦情」という意味合いとなります。
「愚痴」とは、「言っても仕方のない事」という意味となります。
人はどうしても、「誰か」や「何か」と比べてしまいます。
そして、比べた結果、「自分が気にいらない事柄」「自分が納得できない事柄」がある時、これが「不平不満」となります。
この「不平不満」があると、「怒りや悲しみ」を感じる為、「自分自身にストレスをかける事」となります。
したがって、「不平不満」を感じ続ける事は、「心の負担」となります。
そもそも、「怒りや悲しみ」を感じ続ける「不平不満」は、「悪い気持ち」です。
「悪い気持ち」なので、精神に良い影響はありません。
そして、この「不平不満」をよく口にする人がいます。
これは、本人の事だけを考えると、「悪い気持ちを溜め込まない工夫」となります。
「悪い気持ち」を外に吐き出す事で、「心の負担」を軽減しています。
しかし、「不平不満を聞かされる人」は、「悪い気持ちを伝えられている状態」となります。
もちろん、自分の気持ちではないので、ずっと感じ続ける事はありません。
しかし、常に聞かされる事により、「悪い気持ちはストレスとして蓄積される」事となります。
「不平不満を頻繁に口にする人とは、距離を空けた方が良い」のは、この「ストレスが蓄積される事を避ける為」となります。
「不平不満」は、そもそもが「文句や愚痴」なので、聞いてもあまり意味がない内容となります。
聞かなくてはいけない立場となった時は、できるだけ真剣に聞かないように心掛けてください。
お仕事で不平不満を感じた時
お仕事で「不平不満」を感じた時、それは「自分を改善するキッカケ」と考えてください。
「不平不満」は「悪い気持ち」ですが、だからと言って捨ててしまうのは、非常に「もったいない行為」となります。
「不平不満」を感じた時は、それを「自分を改善するキッカケ」と考え、「不平不満の解消」に向けた行動をするようにして下さい。
「不平不満を感じた時に考える事」を挙げます。
- 何に対して感じたのか?(対象)
- どうして感じたのか?(理由)
- 自分はどうあるべきだと思うのか?(理想)
- それをどのように実現させるのか?(方法)
これらを整理して、「改善に向けた行動」を計画して実行してください。
例えば、「上司がAさんばかりをヒイキしている」とします。
これを、「不平不満を感じた時に考える事」にあてはめます。
- 対象:上司に対して
- 理由:Aさんにはいつも優しいけど、自分には厳しい
- 理想:自分もヒイキされたい
- 方法:上司にAさんよりも役に立つ事を知ってもらう
「改善に向けた行動」となります。
この「改善に向けた行動」の「方法:上司にAさんよりも役に立つ事を知ってもらう」が、まだ具体的ではありません。
この部分を実際に行動ができる程度まで、具体的にしてください。
ちなみに、「自分の魅力や能力を落とす事柄」は、考えないでください。
例えば
- 資格などを取得して能力がある事を示す
- 今以上にお仕事を引き受ける
- Aさんの行動を観察する
しかし、「資格などを取得して能力がある事を示す」については、「何の資格をいつまでに取得するのか?」が分からないと、「具体的な行動」ができません。
「今以上にお仕事を引き受ける」については、「具体的にどのようなお仕事をどれだけ引き受けるのか?」が分からないと、「具体的な行動」ができません。
「Aさんの行動を観察する」については、「どういったポイントを観察し、その結果をどうするのか?」が分からないと、「具体的な行動」ができません。
「実際に行動ができるレベル」まで、「具体的な行動」を掘り下げてください。
そして、「実際に行動ができるレベル」ができたら、それを「いつ、おこなうのか?」を考えます。
これが「計画」となります。
この「計画」ができて、はじめて「行動」をする事ができます。
はじめは「不平不満」でしたが、「改善案」として考えると、それが「具体的な行動を考えるキッカケ」となり、そして「実際の行動」ができれば、「不平不満の解消」となります。
「悪い気持ち」である「不平不満」ですが、お仕事をしている時に感じた時は、このように考えて、解消して頂ければと思います。
simacatより一言
「不平不満」を感じてしまうのは、「癖」でもあります。
したがって、気づかない間に「不平不満」を感じ、それを口にしているかも知れません。
そうした点を改める為にも、「お仕事での不平不満の解消」は考えるべきです。
「不平不満」は、「どうしても解消できない事に対する愚痴」と考える人もいると思います。
しかし、せっかく思った事です。
また、できるだけ解消をしないと、自分がつらい思いをするだけとなります。
したがって、できるだけ「解消する事」を考えるようにしてください。
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