仕事でボールを持ち過ぎない努力

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お仕事の中で自分が判断や作業を行わなくてはいけない事をボールや玉に置き換える事があります。

今、ボールは自分が持っているとか、玉はAさんに投げたとかです。

この様な表現をする事で誰の作業待ちなのかをハッキリさせています。

しかし、このボールを沢山持ってしまう事は自分を追い詰めてしまう結果となってしまうので注意をする必要があります。

仕事はボールを受け取り、そして返すの繰り返し

ボールを渡される=仕事を任される

ボールを渡す側はどの様な方ならボールを渡す事が出来るのか、その相手を考えます。それなりの実績が無いとボールを渡しても作業を完遂して貰えるのかが分からないからです。

そして考えた結果、適任と思った方にボールを渡すのです。

社会人になって間も無い頃は仕事を覚える事に必死だと思います。そして様々な努力をして知識を深め技術を磨き実績を積み上げて行きます。

ボールを持てると言う事はその努力が認めて貰えたと言う事と同じ意味です。仕事を任せて貰える事に喜びを感じる筈です。

ボールを渡される事に慣れてしまう

いくつものボールを貰っている内にどの様に対応するのかが分かってくるので慣れてしまいます。そして投げられるままにボールを受け取り続けて、その事自体に疑問を持たなくなってしまいます。

ボールの返し方に変化が生まれない

ボールを受け取る事に慣れてしまうとより早く、そしてより良い形でボールを投げ返す事を見失ってしまう時があります。ただひたすらに受け取ったボールを投げ返すだけでは成長が止まってしまいます。

ボールの返し方に変化が生まれても

ボールをより早く、より良く投げ返す事を意識している方は徐々に渡されるボールが増えて行きます。そして更に信用を勝ち取っている状態となります。

これは一見良い方向と言えますが少々不安な面もあります。

ボールの持ち過ぎに繋がる

信用を勝ち取った結果、消化できない程の多くのボールを渡される結果となります。

そうするとボールは溜まっていく一方となります。それでも勝ち取った信用に傷を付けたくない為、少々無理をしてでも何とか消化していこうとするのです。

その結果、その状態から抜け出せなくなり成長もストップしてしまいます。

ボールは投げ返す事が大事

自分で限界を知る

ボールを渡される事で自分の信用が上がると思いがちですが、ボールは投げ返して仕事の完遂となります。

よってボールは渡される事ではなく投げ返す事が大事なのです。

しかしボールの持ち過ぎは投げ返す事が遅れたり、最悪投げ返せなくなる事もあります。どれくらいの量ならばボールを投げ返せるのか、しっかりと自分で把握する事が大切です。

ボールは早く投げ返す

受け取ったボールはなるべく早く投げ返す事が大切です。それは自分がボールを溜め込まない為にも、そしてボールを投げた相手に対してもです。

もちろん自分の限界を超えた努力をしてまで行う事ではありません。

受け取ったボールに優先順位を付けるだけです。そして投げ返しに時間が掛かりそうなボールについては予めボールを投げた方にその旨を伝えておく事で、お互いに無駄な時間の解消に繋がります。

ボールを投げ返す為に工夫をする

受け取るボールは様々です。一言二言で終わる物もあれば時間のかかる物もあります。

一言で終わりそうなボールであればメールでテンプレートを作っておき、それに一言二言付け加えて返信を出来る様にしておくだけでも時間の短縮に繋がります。

こういったボールは受け取ったら直ぐに投げ返す様にしておきましょう。

時間のかかるボールでも定期的な物であるならば予め準備をしておく事ができるので投げ返すまでの時間短縮に繋がります。

最後に

ボールを持ち続けてしまう方は仕事に対して非常に熱心な方です。

自分が納得出来るまでやり遂げようと必死になっているのかと思います。しかし仕事において常に完璧を目指す必要はありません。と、言うよりも完璧な仕事と言う物がどの様な物なのかは哲学の世界です。

それでは何を目指せば良いのでしょうか?それは最低限の要件を満たしている事です。

最低限とはボールを投げた方が何を望んでいるのかです。それが不明な場合、どれだけ時間や手間をかけても最低限の要件を満たしていない可能性があります。

コミュニケーションが苦手な方は尚更、ボールを受け取った時点で何を望んでいるのか確認をする様にしましょう。

手を抜いていると思われがちですが、合理的に作業効率をあげる事を考えて実行する事は決して怠慢な事ではありません。

そして自分の時間を作る事が大切です。その時間を利用して振り返りを行い、更に作業効率をあげる方法を検討しましょう。

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