心療内科との付き合い方

猫 独り言

以前に比べて敷居が低くなった心療内科の受診ですが、未だに躊躇われる方もいらっしゃるようです。

心療内科を受診された経験がない方は色々な誤解があるようです。

例えば離脱症状がある薬を投薬され一生の付き合いとなるとかですね。確かに症状が酷い時は投薬を促されますが軽い場合は生活のアドバイスをされる程度ですので心配はいりません。

勿論、先生によってやり方は様々ですので一概には言えないのも事実なのですが。

今回は心療内科との付き合い方のお話しです。

初めての受診

初めて心療内科を訪れる時、どの様な状況でしょうか?

以前に投稿致しました「嫌な事や辛い事の限界」にてストレスが限界を迎えた時に身体に症状が現れた際に受診をする事をお薦めしましたが、大抵の方は学校や仕事に行けなくなってから受診をされると思います。

その状態で受診をすると症状を和らげる必要がある為、投薬治療の選択肢以外が無くなってしまうのです。これが、いきなり薬を投薬されてしまう事に繋がるのです。

中々判断に困るかも知れませんが症状が軽めのうちに心療内科に受診をすれば生活に関するアドバイスのみで済むケースがあります。

因みに初めての受診はアンケートの記入や症状の詳細などを聞かれる事から時間が掛かります。また基本的に受診は予約制となっており、初診は平日のみ予約可能としている所が多いです。

通院

投薬治療が始まると初めは薬の作用の確認の為、1週間から2週間の間隔で通院となります。

そして薬に慣れて落ち着いてきたら一度に頂く事のできる薬の量の関係で月に1度くらいの通院となります。

勿論症状が悪化した時はその都度予約を取る事も可能です。

調子が悪いと感じた時は無理をせずに予約し、受診をする様にしましょう。

先生とのコミュニケーション

主治医とのコミュニケーションですが言いたい事はしっかりと伝えるようにしましょう。

投薬治療を始めて一番気にしなくては行けないのは薬が体に合うかどうかです。

気持ちが悪くなったりお腹が下ったりした時は正直に伝えてください。また身体に何らかの症状が出てきた時、何がキッカケになったのかを自分で一度考えてください。そしてそのキッカケを主治医に伝える事を心掛けてください。

結局、薬が増えるだけでしょ?などと思われる方もいると思いますが、薬で感覚を麻痺させている筈なのに反応してしまうと言う事は薬が効いていないと言う事です。

沢山飲めば良いと言う物でもないのですが、主治医が判断した結果であるならば従いましょう。

なかなか治らない

心療内科が担当する分野の病気は中々治りません。

一旦治ったように見えてもフとした事で再発するケースもあります。そこで主治医に不安感を持ち、セカンドオピニオンやサードオピニオンとして別の病院へ行かれる方もいらっしゃると思います。

それがいけない事とは言えないのですが投薬治療を開始したらどこの病院へ行っても同じです

違う点と言えば主治医のアドバイスくらいでしょう。どうしても主治医の事が気にいらないのであれば仕方がないのですが、できれば経過を知っている主治医を信じてアドバイスに従いましょう。

通院をしても治らない時もあります

残念ながら心療内科へ通っていても病状が悪化してしまうケースがあります。

入院をするのであれば普通の生活から隔離された状態で治療に専念ができるのですが、通院にて治療をしていくと言う事は今までの生活も平行して行わなくてはいけません。

従って身体の不調に繋がる原因がある場所に居なくてはいけないのです。

よって、悪化するケースがあるのも事実です。自分をどんどん追い込んでしまい負のスパイラルに陥ります。

そして最悪、約束のすっぽかしや急な欠勤などで周りに迷惑を掛けてしまうケースがあります。この状態になると誰も徳をしません。

どうしても病状が回復しない場合は学校や仕事から暫く離れて治療に専念する事をお薦めします。

障害年金

働いている方は収入が途絶えてしまうと生活が厳しくなります。その場合は障害年金という年金制度があります。

勿論、国民年金や厚生年金に加入し年金を納めている事が条件です。

この障害年金の申請には2種類あります。1つは現在の状態の申請、もう1つは遡及申請です。遡及申請とは「申請の対象となる病状が発生してから1年6ヶ月後の状態」まで遡り、そこから現在までの障害年金を受け取る為の申請です(最大で5年前までです)。長期に渡り苦しんで来られた方はこの申請を行う事ができます。

どちらも主治医の診断書が必要なのですが遡及申請を行う場合「申請の対象となる病状が発生してから1年6ヶ月後の状態」を示す必要がある為、違う病院で診察をしてしまうとそちらの病院の診断書も必要となってしまいます。

1つの病院で診療を受け続けるとこうした申請への動きも大分楽になります。

尚、診断書は現状用と遡及用で2枚必要(遡及申請をしなければ1枚です)で病院によって異なりますが1枚1万円ほどします。記載された内容を見ていただくと分かるのですがかなり手間のかかる診断書となっているのでやむを得ない金額です。

また、申請をしても審査に通らないと障害年金を受け取る事ができません。高いお金を支払って診断書を書いて頂いても障害年金を頂けないケースがあるのでご注意ください。詳しくは年金機構にお問い合わせください。

最後に

今回は最悪のケースまで記載していますが、殆どの方は通院にて病状は回復しています。

従いまして少し気軽に心療内科の診察を受けるのも良いかと思います。

心の病気は悪化すると進行が早いです。病気は何でもそうですが早期に対応する事が大切です。

最後に障害年金は傷病手当と同時受給はできませんのでご注意ください。

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