会話で相手の目を見るのが苦手？！無理？！できる事から始めて徐々に慣れていきましょう？！
聞き流し用動画（YouTube）
はじめに
「人とお話しをする時は相手の目を見て話しましょう」と言う助言を耳にします。
それができる人はそのような事を言われなくても、自然と「相手の目」を見てお話しをする事ができます。
しかし「相手の目」を見てお話しをする事ができない人は「そう言われても」と思い悩んでしまう事もあります。
「人の顔や目」からはさまざまな情報を得る事ができます。
自分のお話しについて「興味が持たれているか？」「飽きられてしまっていないか？」など、「人の顔や目」から「相手の状態の想像」をする事ができます。
そして、「相手の状態の想像」をする事で「自分の考えを相手に伝える工夫」をする事ができます。
お話しをする相手もこちらの顔や目を見る事で「こちらの状態の想像」をして、お話しの工夫をおこなう事ができます。
今回は「相手の目を見てお話しができるようになる為の方法」について触れたいと思います。
「自分の考えを伝える事」「相手の考えを理解する事」、その為の工夫として「相手の目を見てお話しをする」という考え方を持って頂ければと思います。
考え方を変える
いきなり「相手の目を見て話せ」と言われても困ります。
そもそも「できるなら、やっている」とも思います。
それでも「自分の考えを伝える事」「相手の考えを理解する事」、その為の工夫として「目を見て話す努力」をおこなう必要があります。
「相手の目を見てお話しができるようになる為の方法」として、「考え方を変える」という物がありますのでご紹介いたします。
「考え方を変える」事は一番難しい方法です。
しかし「考え方」を変える事は「性格に影響を与える」為、「根本的な解決となる可能性」があります。
では「どのように考え方を変えるのか？」となります。
「恥ずかしい」「自分に自信がない」「怖い」など「相手の目を見て話せない理由」はさまざまあります。
まずは「相手の目を見て話す事ができない理由」を「自分自身で理解をする」必要があります。
これは「なぜ恥ずかしいのか？」、「なぜ自信がないのか？」「なぜ怖いのか？」、などを考える事となります。
そして理由の多くは「もう二度とあんなつらい思いはしたくない」など、「過去の体験の影響」となります。
従って、「考え方を変える」とは「その体験は二度とできないと思う事」となります。
どのように頑張っても「その頃に戻る事」はできません。
よって「同じ事を体験する事は不可能」となります。
「あんな思いは二度としたくない」ならば「つらい体験」となります。
しかし「あんな思いは二度とできない」ならば「貴重な体験」となります。
このように考え方を変える事ができれば、「過去の体験の影響」はなくなります。
これは「相手の目を見て話す事ができない理由」がなくなる事でもあります。
その状態から改めて「相手の目を見て話す事」に挑戦をして下さい。
それでも「相手の目を見て話す事ができない」場合は、ふたたび理由を考えてください。
そして、ひとつずつ「相手の目を見て話す事ができない理由」をなくしていく事により、徐々に「相手の目を見て話す事」ができるようになっていきます。
考え方を変える事ができない場合
「考え方を変える事が出来ない場合」となります。
相手とお話しをする時、「相手の目」が見られないならば仕方がありません。
しかし、それでも会話をする時は「相手の事」を見る必要があります。
理由は「話しを聞いていない」と相手が感じるからとなります。
したがって、お話しをする時はできる限り「相手を見る必要」があります。
とはいえ「相手を見ろ」と言われても「難しい！」と思われる人に向けて、「相手に見ていると思わせる方法」をいくつか挙げます。
顔の輪郭を見る
「お話しをする相手の顔の輪郭を見る」ようにしてください。
初めはアゴのあたりから始めてください。
アゴに視線を向けていれば、相手は「目を見てお話しをしている」と感じます。
そして、そのような時間が続くと自分も「相手の顔」に慣れていきます。
「相手の顔」に慣れる事ができれば「目を合わせる事」も苦痛ではなくなります。
相手の手元を見る
「顔の輪郭を見る事ができない」場合となります。
座ってお話しをしている場合となりますが、相手の手元を見るようにしてください。
「目」を見てお話しをしているわけではないので、若干の違和感が漂うものの相手には「自分を見ている」と受け取ってもらえます。
体の向きを相手に向ける
「相手の手元も見る事ができない」場合となります。
目を伏せていても良いので「自分の体の向きを相手に向ける」ようにしてください。
お話しをする時、相手を見ていないと「聞いていない」と思われます。
そのような事を避ける為にも相手に「体を向ける」ようにしてください。
どうしても相手を見る事ができない
「どうしても相手を見る事ができない」場合となります。
この場合は「相手を視界にいれた会話」はなるべく避けた方が賢明となります。
電話やメールなど「対面を避けるようにする」事が「円満な関係の維持」になります。
とはいえ、それでも「相手を見てお話しをする事」を諦めたくない場合となります。
少々時間のかかる方法となりますが、参考までにご紹介いたします。
例えば、買い物をした時に店員さんに「ありがとう」とお礼を言葉で伝えるようにして下さい。
はじめは「言葉だけ」で構いません。
慣れてきたら体を向けて、さらに慣れてきたら手元を見て、さらに慣れたら顔を見て、最終的には目を見て、段階的にお礼を言葉で伝えるようにしてください。
店員さんにお礼を伝えて失敗する事はほとんどありません。
まずは「人を見る事」に慣れるようにしてください。
「店員さんへのお礼」も難し場合は毎日３回以上、鏡に向かって自分自身に挨拶をするようにしてください。
「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」で問題はありません。
なるべく笑顔を作り「自分がどのような顔をしているのか」を確認しながら挨拶をするようにしてください。
それに慣れたら「店員さんへのお礼」に挑戦をしてください。
以上、「相手に見ていると思わせる方法」でした。
色々と挙げましたが「自分に対して過度なストレスをかけない」事がポイントとなります。
「過度なストレス」は「つらい体験」となり、さらに「相手を見る事」ができなくなってしまうので注意をする必要があります。
simacatから一言
お仕事の現場では「お話しをする相手の目を見る事」「相手からも自分の目を見られる事」でスムーズな会話が成り立ちます。
逆に相手の目を見てお話しが出来ないと社会人としては「低い評価」となってしまいます。
苦手な事を無理にするのは良くない事だとは思いますが、社会人として活躍するのであれば、必要な事となります。
何とか克服をして頂ければと思います。
また「相手の目を見てお話しができない人」が後輩や部下にいる時はしっかりと指導をするべきです。
それは自分の為ではなく「後輩や部下に必要な事」だからとなります。
尚、指導はトラウマに触れる可能性がありますので「優しく穏やかにおこなう」必要があります。
決して高圧的な言い回しはせず、ゆっくりと長い目で、指導する事を心掛けて下さい。
コメント