うつ症状やうつ病の薬の飲み方

猫 うつ病

心療内科を受診した際、医師よりうつ症状、もしくはうつ病と診断された時、医師の判断により治療方針が決まります。

そして薬の処方がされた時は投薬治療と呼ばれる治療方法が選択された事となります。

今回はこの投薬治療についての注意点を投稿いたします。もちろん、通院中の方はこの投稿に記載されている内容よりも医師による判断を優先してください。

抗うつ剤を始める

躁鬱

うつ状態やうつ病の薬は脳の神経に作用する薬となります。

本来は人がもつ調整力にて様々な信号が出て平常の状態を保っているのですが、うつ症状やうつ病となるとその調整力が鈍り信号の発信が狂ってしまいます。

通常は気持ちを上げる信号と気持ちを落ち着かせる信号があるのですが、この信号の不調により気持ちを上げる信号が弱く、気持ちを落ち着かせる信号ばかりが発信されると沈みがちになってしまいます。

これがうつ症状やうつ病と言われている状態です。

逆に気持ちを上げる信号ばかり出て気持ちを落ち着かせる信号が弱いと躁状態と言われる状態となります。

躁鬱と呼ばれる事が多いのですが、この様な仕組みとなっているからです。

うつ症状やうつ病の薬

気持ちを上げる信号と気落ちを落ち着かせる信号の不調によりうつ症状やうつ病となるので、この信号を正常にさせるのが薬の役割です。

薬により正常な状態にして日常生活に支障の無いようにするのです。

薬により脳の神経に作用して信号の調整を行なうので脳にはそれなりの負荷をかける事となります。

こうした事から薬の処方には厳しいルールが設けられており薬局などで気軽に買う事のできない薬となっています。

厳しいルールの一つとして体重による処方量が決められています。また一定の日数までしか処方できない様になっています。

通院の頻度

薬の処方の厳しいルールにより、うつ症状やうつ病を患われている方の通院の頻度は空いても4週間に1回となります。

そして薬には速効性はありません。

今日飲んで明日効く様な物ではなく、大体1週間くらい様子をみる形となります。

人によって気持ちが悪くなったりお腹が下ったりしますので投薬治療を始めた時は都度医師と相談しながら自分の状態に合う様に調整をする為、短い間隔での通院となります。

離脱症状

薬を飲み始めて暫く経ち、症状が落ち着いた頃に良くあるのが勝手に薬の服用をやめてしまい病院にも行かなくなってしまう事です。

服用をやめてしまう事により脳に作用していた薬の効果が徐々に失われて行きます。すると初めに心療内科を訪ねた時の症状より酷い状態になると言われています。

これは離脱症状が原因となっています。

本来の身体の調整力による信号の発信に変化はなく乱れたままです。普通に生活ができているのは薬により脳への信号が調整されているだけなのです。

身体が薬を飲んでいる状態になれてしまっている事から、信号の発信が更に乱れてしまうのです。結果的に悪化している状態となります。

オーバードラック

オーバードラックという言葉を耳にした事のある方もいらっしゃると思います。

薬を多く飲んでしまう事です。心療内科に通う方は不安から薬を多く飲んでしまう傾向にあります。理由は不安になるからです。

心療内科で投薬される薬は前述の通り速効性のあるものではありません。また脳に作用する物ですので大量に飲む事は危険な行為と言われています。

必ず医師の指示に従って決まった量を服用する様にしてください。

睡眠薬

麻酔ではない事を理解しましょう

オーバードラックという言葉をあげましたが、睡眠薬もオーバードラックをされる方の多い薬です。

眠れないから次々と眠れるまで飲んでしまうのです。

おかしな話しですが睡眠薬は眠くならないと効きません。眠くする麻酔の様な代物ではないのです。

睡眠障害

うつ症状やうつ病の方に多いのが眠れなくなる事です。睡眠障害と呼ばれています。

この為、睡眠薬も処方されるケースがあります。

睡眠薬には速効性のあるものと数時間経ってから効き始めるもの(遅効性)があります。前者は寝付きを良くする睡眠薬です。後者は途中で起きてしまうのを防ぐ睡眠薬です。この組み合わせで一晩眠れる様にします。

睡眠薬は耐性がついてしまう

睡眠薬は飲み方が非常に難しい薬です。

医師の指示に従って服用していても身体が慣れてしまう事により効きづらくなってしまう事があります。

よって翌日に用事がない時などは睡眠薬の服用は控えた方が良い場合があります。睡眠薬の飲み方についても医師に必ず確認をする様にしてください。

遅効性の睡眠薬

時間が経ってから効く睡眠薬ですが、身体の状態によっては朝に起きれなくなる事があります。

こちらも医師と相談をする必要がありますが、もし朝が起きれない様であれば、遅効性の睡眠薬の量を減らし事をお勧めします。

最後に

抗うつ薬や睡眠薬は脳に影響のある薬です。

服用の注意点として良く言われるのが飲酒についてです。お酒のアルコールは脳に影響のある物質です。

同じ脳に影響を与える物同士である為、薬の効果を分かりづらくさせてしまいます。医師によっては禁酒を勧められます。

これは薬の効きを良くさせる為です。できればお酒は控える様にして下さい。

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